印度カリー子さんの本「ひとりぶんのスパイスカレー」を買った。
インドカレーって作り出すと凝ってしまってカレーのお手軽さが失われて、何やってるんだろうって思って「こくまろ」とかに戻る
そして無用なスパイスがゴロゴロしてしまう。
しばらく普通のカレーを食べたら、鍋を洗うのが面倒、小麦粉や脂が気になる等でまたスパイスカレーに凝りだして・・・の延々ループな私。
レシピ
グレービー2人前のレシピ
玉ねぎ1 トマト1 生姜、にんにく各1かけ
作り方
本に沿ってグレービーを作り、その後ベイガンキーマに進むようになっている(いい構成だ)
なすとひき肉を炒めてグレービーを入れて、ヨーグルトで煮るだけ。
仕上げは塩をひとつまみ投入。
詳しい作り方は本やブログで確認を。
(まあ、難しいことは書いていない が)
調理メモ
最初から気張らずスパイスはS&Bの3種で本の通り調理。本ではトマト缶でも良いようだったが、トマトが安く入手できたのでトマトで作った。
タイトルはひとりぶんの〜だが私は二人暮らしなので、倍量でグレービーを作成し、その3/4をつかってなす2本と豚ひき肉200gとヨーグルト300gで作成。
ヨーグルトはこのへんでは見たことない淡路島〜とか書いてあるものを使用。
グレービー自体は30分で完成。母親に「カレーの玉ねぎは何が何でも焦がすな、そして飴色になるまで炒め続けろ」という謎の教育を受けていたが、本では焦げてた。焦げていいのか?極力焦がさないようにIHの火は6ほどにして、カレールーの色ぐらいで完成とした。
なお本には肉の種類の指定はない。好きなものでってことだけど料理初心者はどうしていいかわからないと思う。グレービーやカレーの水気の調整も自分である程度行う必要がある。よってこの本はひととおり料理ができる人向けであるといえる。
写真はナンが添えてあったがお米でいただいた。米は実家から持ち帰ったものだったのでとてもおいしかった。普段はスーパーの無洗米なのでおいしさが劣る。それもあってかたいへん美味なカレーであった。
二人とも30度を超える暑さの中過ごしているがカレーはやはり食欲をそそる。ぺろりと完食。ごはんのおかわりをこらえた。旦那も「よくできてるね」と珍しく褒めてきた。
3人前のつもりだったが3.5人前ほどできた。グレービーがゆるかったかと思ったが、仕上がりはわりととろりとしていた。本によると水分はそのまま倍にしていると多いとのこと。それほどシャバシャバではないと思ったので問題ない。残りは弁当。ジップロックコンテナが黄ばむのでラップを敷いた。
下ごしらえは「ぶんぶんチョッパー」らしきものが紹介されていたので購入した。せっかくなので大容量で改善版?のスーパー5を購入
25回で粉々である。
玉ねぎ2個としょうが1個、にんにく4かけを粉砕(使わない分はジップロックに平に入れて冷凍)。にんにくやしょうがしかしないのであれば300mlの小さいもので事足りる。むしろ小さい方が簡単かも。
コンセント不要のためテーブルで作業可、簡単、メカ的な故障はない、買い替えも安易な値段。
私はみじん切りが苦手で、いつも粗みじん程度だったのでこれは即座に神アイテム認定。多少溝はあるけどスクレイパーできれいに中身回収できるよ。
本の感想
まだ1個しか作っていないのでなんとも言えないが、ADHDでワーキングメモリがクソな私でも覚えれる簡単なレシピ。そしてカレー自体の手順が少ないのもいい。
上にも書いたが材料が結構自由。いやかなり自由。スパイスに凝りたいと思ったらレシピに追加するスパイスが記載されているので無限。
グレービー(ようするにスパイスカレーの素)を作っておくという考えが素晴らしい。インドカレーに2〜3時間もかける元気がない。それに、インドカレーやバターチキンのレシピって「前日にヨーグルトに鶏肉を漬け込む」とかね。もうね。かといってカレールーを使うお手軽レシピは「これじゃない感」。そのどちらでもないこの調理方法。
そして一人暮らしでも作れるっていうのがいいね。二人暮らしでも一人ご飯ってけっこうあるんでね。さくっとカレーやアレンジレシピでもいいかなと。
著者のサイトで少量のスパイスが販売されているようなのでこちらも購入したいな・・・少量の選択肢ってスーパーのS&Bしかないよね。
作りたいカレーが山ほどあるのでしばらくグレービー作りに励む。ぶんぶんチョッパーがあればだいぶ(かなり?)取り掛かりやすい。
作った4分1ののこりのグレービーはダイソーで買ったガラスコンテナに入れて冷蔵庫。カレーは色がつくので、ホーローかガラスがおすすめだよ。
次は何を作ろうかな